派閥が3つ!? SMAP、本当の解散理由が明らかに
もはや説明不要、確固たる地位を築いたSMAPですが…25年の活動に幕を引くことになりました。
ただしファンはもちろんのこと、どうも社会全体が解散までの過程に納得していない様子です。
そこで今回は、SMAP解散までの過程とその理由について見直してみたいと思います。
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SMAP、解散までの流れとは?
アイドルグループの日本代表と言っても過言ではなかった、SMAPの解散報道。これは2016年1月のことですが、日本全土に衝撃が走りましたよね…
芸能ニュースによくある「飛ばし記事」との憶測も流れる中、その5日後には5人のメンバー全員から解散に関するコメントが直々に飛び出しました。
振り返ってみると、SMAPが結成された当時のジャニーズには人気グループが乱立していて、実は「ワンランク下」の扱いだったとのことです。
そんな足踏み状態のグループとしてスタートしましたが、新進気鋭の敏腕マネージャー(I)がつき確実に露出度を高めたことを機に、今日のSMAPまで登り詰めることが出来たのです。
ところがそのマネージャーが退職するに当たり、その経過も含めてグループ内から不満の声が上がったという噂をよく耳にします。
結果的に、マネージャーと共にやっていきたい「独立派」と「残留派」に別れることになった訳ですが、実はこの情報には事実と違う部分が見え隠れしていたのです。
中居の反乱がSMAP解散の理由?
まずこの解散劇で、最初に注目を浴びたのはリーダーの中居正広。
彼は他のメンバーよりも多くの番組に出演していたこともあり、ジャニーズから独立して「ピンでもやれるだろ」といった趣旨のニュースが世間に流れました。
ただし中居はリーダーとしてSMAP維持のため、解散せずに独立して活動すると言った噂もあり、それを理由に個々のメンバーの動きが注目されるようになったのです。
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芸能ニュース的には「中居の独立派」と「木村の残留派」に分類されて、草薙・稲垣は中居派として扱われました。
その一方で、香取の本音としては「木村君を許せない」といった報道も飛び出し、しばらくすると彼が芸能界で活動する意志がないことも発覚。
その結果、解散の理由が知りたかったファンの想いとは裏腹に SMAPは「独立派・残留派・引退派」と言う、まさに3つどもえの状態に陥ってしまいました。
木村拓哉&工藤静香夫妻が解散理由に
もはや「日本にとっての一大事」といっても過言ではなかった、この状況。
所属事務所はここまで正式な解散を発表して来なかったことから、存続を期待したファンを起点にさまざまな憶測が流れていたり、メンバーの解散理由を代弁する人まで現れたりと…さらに混乱は増していきました。
そんな中、2016年8月。事務所はついにSMAPの「年内解散」をアナウンスしたのです。
ところがこの発表時、残留派の木村が副社長と同じく「ハワイで過ごしていた」ことが最悪のタイミングで発覚…
結果的に「5人でのSMAP存続」を求めてきた常連のファン達にクサビを打ち込む形となったのです。
これと前後して、木村の残留は「奥さんからのアドバイス」「結婚を許してくれたから」と、プライベートな理由だとした報道もされ、それまでの経緯も含めて世間は「木村憎し」の論調が高まりました。
そして、大御所さんまがキムタクを擁護したことで事態はさらに悪化…
「情報操作」「他の4人を悪役(解散の原因)にしようとした」「木村が4人の解雇を懇願」
などなど。憶測記事も多く広まったことで、自ずと解散理由はジャニーズと木村だったという説の信憑性が高まりました。
そもそも、人気タレントの独立が厳しい芸能界。
「単なる従業員のマネージャーがタレントをダシにして社長の椅子を狙っていた」
「他の事務所に移動しようと画策していた」
こんな裏情報がよく流れるだけに、経営者ファミリーとマネージャーとの深い確執がSMAPの解散理由とリンクしていたことは間違いなさそうです。
そして勢力的にも、事務所を抜ければアイドル側が不利になるため「独立=干される」という構図も分かりやすいでしょう。
生き馬の目を抜く芸能界だけに、SMAP解散後のメンバー達の動向が気になりますね。きっと「普通のおじさん」にだけはなって欲しくないと、誰もが思っているはずです。